一般財団法人ピースコミュニケーション

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国連を支える世界こども未来会議

国連を支える世界こども未来会議 in HAMAMATSU

2025.11.15

小学生が自分たちの住む地域の未来について考える「国連を支える世界こども未来会議 in HAMAMATSU『浜松市小学生SDGsアイデアコンテスト』」の最終審査発表会を11月15日に浜松市役所議場にて開催!✨

市内の小学生が「住み続けられる未来の浜松市」をテーマにアイデアを発表しました▼

撮影・蔦野裕

当日は、書類審査を通過した10グループ14名が参加しました。

冒頭では、中野祐介浜松市長より、「SDGsの達成には、一人ひとりが考え協力し、地域で積極的に行動することが大切です。

皆さんが浜松市の魅力をさらに好きになり、未来を担う存在になってほしい」とエールをいただきました。

議会が行われる議場での発表に緊張する様子も見られましたが、子どもたちは準備したパネルなどを用い、堂々と自分たちのアイデアを発表しました。
審査は大人と子どもによる共同審査で行い、「アイデアの新規性」「実現可能性」「発表のわかりやすさ」などの観点で真剣に評価しました。

中野祐介浜松市長

伊藤明子氏

詩歩氏

一木広治代表理事

最優秀賞には、浜松市立新津小学校5年・深津瑚子(ふかつ ここ)さんの「お困りごと解決で、作ろう未来の循環型社会 in Hamamatsu」を選出しました。

深津さんは地域の店舗や企業への取材を通して“お困りごとの解決こそがSDGsにつながる”と気づいたと語り、牛糞の肥料づくりに挑戦した成果を発表しました。牛柄の衣装でのプレゼンは審査員からも高く評価されました。

最優秀賞を受賞した深津さん(中央)と中野市長(左)、一木代表理事(撮影・蔦野裕)

特別賞には以下の3作品を選びました。
・浜松市立気賀小学校6年・石野綾乃さん「ぐるぐる回る!やさしさ循環ガチャ」
・浜松市立中川小学校4年・阿左見悠さん「地いきのお祭りをアップデート!エコ&UDでみんなハッピーハッピー」
・浜松市立中郡小学校5年・寺澤陽翔さん「世界を1つに!!世界すごろく」

審査員からは、「子どもたちの視点に気づかされる点が多かった」「リサーチし、自ら行動する姿勢が素晴らしい」「今日だけで終わりにせず、周りにも広めてほしい」といったコメントが寄せられました。

同日に実施したトークセッションでは、約70カ国を旅し世界の絶景を紹介してきた詩歩氏より、多様性を伝える写真とともに、オーバーツーリズムや観光税など、持続可能な観光の取り組みについても紹介いただき、子どもたちは熱心に耳を傾けていました。

最後に、当財団の代表理事・一木広治より「来年3月には、国内外の子どもたちが気候変動と平和をテーマにアイデアを出し合う会議を開催し、その中から選ばれた子どもたちがNY国連本部を訪問します。ぜひ“自分にもできる”という気持ちを持ち続けてほしい」とメッセージを送りました。

最優秀賞・特別賞の受賞者には、2026年3月に東京で開催される「第6回 国連を支える世界こども未来会議」への参加権を授与しました。さらに、その先のNY国連本部訪問を目指すことができます。

 

ご参加いただいたみなさま、ご協力いただいたみなさま、心より感謝申し上げます✨

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