国連を支える世界こども未来会議
国連を支える世界こども未来会議 in INAGI
2025.08.21
一般財団法人ピースコミュニケーション財団は、稲城市と共催で、8月21日に「国連を支える世界こども未来会議 in INAGI」を開催しました。本会議は、稲城市の小学生たちが“住み続けられる未来の稲城市”をテーマにアイデアを提言するもので、稲城市地域振興プラザおよび市議会本会議場にて行われました。
※上:稲城市の小学生が “住み続けられる未来の稲城市” のアイデアを提言する「国連を支える世界こども未来会議 in INAGI」/下:前半は「わたしたちのウェルビーイングカード」を使ってアイデアをまとめるワークショップ(写真:上岸卓史)
開会にあたり稲城市教育委員会の杉本真紀子教育長から、参加者が新たな仲間と自分の考えをしっかり伝え合い、将来の稲城市や社会のあり方について真剣に考えるよう激励の挨拶をいただきました。
その後、ウェルビーイングに関する18枚の「わたしたちのウェルビーイングカード」を使ったワークショップを実施。参加者は自己紹介を兼ねて大切なことを共有し、“住み続けられる未来の稲城市” に必要なカードを選び、その実現に向けたアイデアを一人ずつ発表しました。
さらに、グループごとに代表のカードを選び、発表用のシートに分担してアイデアを記入。カラフルなペンやイラストを活用しながらシートを仕上げました。後半は稲城市議会本会議場に移動し、グループごとにまとめたアイデアを発表しました。
後半は会場を稲城市議会の本会議場に移し、各グループが “住み続けられる未来の稲城市” のアイデアを発表
稲城市の髙橋勝浩市長から「ESD教育の一環として世界こども未来会議が重要な役割を果たしている」との挨拶をいただきました。昨年度の最優秀グループは全国会議や大阪・関西万博で発表し、その中の一人はニューヨークの国連本部でも発表する機会を得ており、今年度も多くの子どもたちが国際舞台で活躍することを期待しています。
また、稲城市議会の坂田たけふみ議長が議会本会議場で子どもたちを歓迎し、今年国連本部を訪れたマイナビキッズアンバサダーの髙波泉さんが自身の体験を共有しました。
会議場では、子どもたちによる“七色教室”や、地元の野菜や果物を育てるイベント、SNSで稲城市の魅力を発信し住民や働く人を増やす提案など、多彩で独創的なアイデアが発表されました。審査中にはカーボンフリーコンサルティング株式会社の中西武志さんが環境問題について講演を行い、参加者の関心を高めました。
稲城市の髙橋勝浩市長は「ぜひ一人でも多くニューヨークに行く人に選ばれるように頑張ってほしい」と挨拶
厳正な審査の結果、最優秀賞にFグループを選出しました。同グループは公共交通機関の利用やFSC認証製品の購入、暮らしやすい施設の増設、梨の木を使った住宅といった多角的かつ実現可能なアイデアを提案し、来年3月に都内で開催される「第6回 国連を支える世界こども未来会議」でのプレゼンに挑みます。
また、一木広治代表理事は、代表チームに向けて全国の代表と共に日本や世界の課題を深く学び、会議に臨むよう呼びかけました。
「国連を支える世界こども未来会議」は、2019年に東京オリンピック・パラリンピック公認プログラム「BEYOND 2020 NEXT FORUM」から生まれ、SDGsをテーマに世界の子どもたちが平和で豊かな未来を語り合う場として毎年開催されています。2023年には国連本部から正式に「The Children’s Conference of the Future in Support of United Nations」と認定されています。
最優秀賞に選ばれたFグループの発表の様子。同グループは「第6回 国連を支える世界こども未来会議」でもプレゼンする
後半で使う発表シートにアイデアをまとめる子どもたち