国連を支える世界こども未来会議
国連を支える世界こども未来会議 in Kita-ku 2025
2025.12.07
小学生たちが自分たちの暮らす地域の未来について考え、アイデアを提案する
「国連を支える世界こども未来会議 in KITA-ku」を12月7日、東京都北区議会議事堂にて開催いたしました。

当日は北区在住の児童33名が参加し、「住み続けられる未来の北区」をテーマに意見をまとめ、元気に発表しました。
児童の率直で創造的なアイデアに、区長をはじめ多くの大人が真剣に耳を傾けていました。
本会議は、開催地の小学生が“自分たちの街に住み続けるために必要なこと”を考える取り組みで、ワークショップとプレゼンテーションで構成されています。
普段は異なる学校に通う子どもたちが混ざり合い、大学生ボランティアのサポートを受けながら、地域の課題と解決策を話し合いました。
当日は、7つのグループに分かれ、まずは「ウェルビーイングカード」を使った自己紹介からスタート。
続いて、北区の課題を付箋に書き出すワークに取り組み、ゴミのポイ捨て、民泊、騒音、遊び場の少なさなど日常の中で感じる問題が次々と挙がりました。

議事堂で行われた発表では、どのチームも工夫を凝らしたアイデアを堂々と発表しました。多くのチームがゴミ問題を取り上げ、小学校別のゴミ拾いイベントなど、子どもならではの視点による解決策が示されました。
最優秀賞には「自然を大切にした街づくり」を提案したグループが選ばれ、在来種の植物を地域で育てる活動を通じた交流や学びの広がりを提案し、参加者から大きな関心が寄せられました。
やまだ加奈子区長は、「皆さんのアイデアこそが未来の北区をつくる力になる」と述べ、子どもたちに強い期待を寄せました。
また、ピースコミュニケーション財団・一木広治代表理事からは、「今日考えたことを、明日から小さくても実践してほしい」とメッセージが送られました。

「国連を支える世界こども未来会議」は、2019年の「BEYOND 2020 NEXT FORUM」から誕生し、
2025年度は全国12エリアで開催しています。2023年には国連本部より正式に認定され、2026年3月には東京で第6回の開催を予定しています。
ご参加いただいた皆さん、そして本会議を支えてくださったすべての方に心より感謝申し上げます✨
これからも、子どもたちが未来をのびのびと考え、発信できる場づくりを続けてまいります!
