一般財団法人ピースコミュニケーション

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国連を支える世界こども未来会議

国連を支える世界こども未来会議 in TOSHIMA 2024

2024.11.24

 

豊島区在住・在学の小学4~6年生を対象にした「国連を支える世界こども未来会議 in TOSHIMA 2024」が11月24日、豊島区役所で開催されました!

区内の小学生約30人が参加、SDGs(持続的な開発目標)の達成の観点から「住み続けられる未来の豊島区」をテーマに、約4時間にわたって将来の豊島区の姿について意見交換、アイデアを提案する本会議は、ワークショップとプレゼンテーションで構成しています。

子どもたちはランダムに6つのグループに振り分けられ、それぞれで意見を交換して考えをまとめ資料を用意し、区役所内の議場でプレゼンテーションを行いました。

 

 

 

ワークショップは、日本電信電話株式会社上席特別研究員の渡邊淳司氏と司会と審査員を務めたジャーナリストの堀潤氏の進行で、審査員を務めた一般財団法人ピースコミュニケーション財団の一木広治代表理事、株式会社ファーストブランドの河本扶美子CEO、早稲田大学理工学術院先進理工学部長・研究科長・教授の朝日透氏らが見守る中で行われ、子どもたちは話し合いの進行を手助けするコミュニケーションサポーターから考え方のヒントをもらいながら約1時間で「住み続けられる未来の豊島区」を実現するアイデアをまとめていきます。

 

SDGsに関する学習を積極的に進めていることから、アイデアは多岐にわたり、

〈思いやり〉や〈信頼〉〈関係づくり〉といったところから、

「池袋のゴミ拾いをすることで街がきれいになって住み続けたくなる」

「子どもから高齢者までが世代を超えて交流することで住み続けたい街になる」

など、アイデアを実現するための具体的な方法を考えるような内容となりました。

さらに、それを豊島区に暮らす人たちを中心に広く知らせるためにはどうするかを考えるグループもあり、

YouTubeやSNSよりも区役所のポスターや駅などのサイネージのほうが効果的といった的確な指摘には、成り行きを見守っていた大人たちも驚いていた様子でした。

 

 

プレゼンテーションは、審査員を務める豊島区の高際みゆき区長、金子智雄教育長も加わり、区役所内の議場に会場を移して行われました。

6つのグループそれぞれが工夫を凝らしてプレゼンテーションをしたなかで、最優秀賞に選ばれたのは…………………………………………

豊島区が住み続けられる街になるためには高齢者と若者がお互いを知ることが必要だとして、すべての世代が参加する「文化祭」を定期的に行う提案をしたBグループでした!おめでとうございます☺

 

 

 

●Bグループ発表内容

「外で友達とゲームをしていたら高齢の方に、最近の子どもは、ってにらまれた」と自分たちの経験をシェアし、「こうしたことが起きるのは世代間のコミュニケーション不足が理由」と問題を定義づけしました。

そこで、異なる世代間でお互いを理解するために「みんなが参加できる文化祭」を定期的に開催することを提案し、文化祭では誰もがお店を出せるのでそこで交流ができたり、若い世代が高齢者にスマホの使い方を教えたりすることで新たな交流が生まれると説明!

また「古いものから最新までアニメは愛されている」という観点から、豊島区の豊富なマンガやアニメコンテンツも活用すると発表。

 

高際区長は、グループの発表に「すごい、すばらしい」と感激!

「豊島区は、子どもの支援や高齢者の支援をやってきたけど、そこだけじゃなくて、全世代、その中間の支援や若者の支援も一緒にやるのが大事。こういうところが足りないな、こういうコミュニケーションがとれたらいいのになって思うところがあったら教えて」とコメント✨

 

すべてのグループのプレゼンテーションを終えたあと、最優秀賞を決めた理由について区長は「豊島区が抱えている大きな課題である多世代。全世代の人たちがみんなで一緒に会って話して、いろんなものを作っていこうという提案をしてくれた」と説明し、受賞した子どもたちは、飛び上がって喜んでくれました✨

終了後に感想を聞くと「去年も参加したのですが賞はもらえなかった。今回は具体的な案を示すことができたのが良かったと思う」と。

去年に引き続き、今年も参加してくれたこと、心より嬉しく思います…!

 

最優秀賞に選ばれたグループには、ピースコミュニケーション財団主催の

3月に都内で開催予定の「第5回国連を支える世界こども未来会議」

8月の大阪・関西万博で開催する「国連を支える世界こども未来会議 FUTURE SUMMIT みらい総会」に参加することができます✨

 

ご参加いただいた皆様及び、保護者の皆様、

ご協力いただいた豊島区役所関係者の皆様、

心よりありがとうございました。

 

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